Argonaut

ゲームや音楽などさまざまなことをつぶやきます。DQX、ダンまち、ゴブリンスレイヤーを楽しみ中

ダンまち 劇場版感想(後半ネタバレ)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 劇場版 オリオンの矢を観てきた。

 

トータルで言えば、ダンまちらしいストーリーで、ちょっと驚くところもありながら、王道の英雄譚を行く感じ。

 

ダンまちが好きな人は、こういうのが見たいんじゃないかなと思う。個人的には満足。

上映時間82分があっという間だった。

 

序盤はいつも通りのオラリオでの生活。アニメ1期では、ほとんど中盤からほとんどダンジョン入っちゃってたから、こういうのいいなという感じ。

 

そして、予告にある通り、オラリオの外へ旅立つ。結果、ダンまちなのにほとんどダンジョンが出てこないというw

 

主人公であるベル君については、そんなに好きでも嫌いでもなかったけど、この作品を見ると好きになるかも。

 

今回、運よく舞台挨拶付きのチケットを取れたので、それも非常に良かった。

 

あまり出番のなかったアイズ役の大西さんも、この作品を愛してくれているなと感じた。バレンタインでオラジオZに出演した時もそうだけど、ホントに好感が持てる。

 

入場特典第1弾の小説もゲットして、読んだけど、これがまたいい。終わった後に読むと、より物語が深く味わえる。そして、もう一度観たくなるw

 

第2弾も欲しいので、もともと観に行くつもりだったが、早く観たい。

では、ネタバレ含む感想へ。間に写真入れとく。


ムビチケは、2回目用に急遽、今週買ったのだが、クリアファイルは終わってしまっていた。上映の映画館は多くないものの、なかなかの人気かな?

 

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ダンまち劇場版チケット

 

 さて、ここからはネタバレを含むので、これから観る予定の人は、観た後にどうぞ。

 

ダンメモ限定の予告映像で、ヘスティアが「君はアルテミスだが、アルテミスじゃない」と言っていたのが全て。

 

その時点で、ラスボスはアルテミスなんじゃないかなと予想していた。

 

予想通りだったけど、その理由と対策が衝撃で悲しいものだったね。でも、神殺しではなくて泣いている女の子を救うんだというところがダンまちらしい落とし方で良かった。

 

旅路でのアルテミスとの楽しい時間を演出して、そこから一気にツラい現実、そして彼女の命を奪うという展開。涙が出る場面が続いた。

 

全てを救うというベル君だけど、今回ばかりはアルテミスも生還してハッピーエンドとは行かなかった。でも、彼女の思いに応えたし、1万年分の恋をいずれする約束をしたからね。

 

まあ、今後のアニメ2期を考えても、当然原作の6巻以降にはアルテミスはいないわけで、アニメ1期が終わった時点での話である劇場版で仲良くなったアルテミスが出てこない不自然も生まれる。今後出てこないことにも矛盾は生まれないということか。

 

ダンまちには魅力的なキャラがたくさんいるので、彼らが少ししか出なかったのはもったいないなと思ったり。シルさん冒頭しか出ないしw

 

一方で、驚いたことに、ベルがアンタレスを倒した直後、まだアニメに登場していない春姫と思われる姿と、ダンまち オラリオラプソディアのキャラであるエマのカットがあった。春姫はアニメ2期への布石だけど、エマを出してくるとはね。オラリオラプソディアは、メモリアフレーゼほど、劇場版とリンクしてない感があったので、意外だった。(一応、ログインボーナスや衣装は登場してるけど)

 

今回の作品も十分満足なんだけど、劇場版作るならグランド・デイを取っておけばよかったのになと思ったり。個人的にはメモリアフレーゼを始めたのが去年の夏だから、グランド・デイはリアルタイムでやっていなくて、あとでストーリーを観たんだけど、すごく良かった。

 

しかし、アニメ1期時点のレベル2になり立てのベル君がいろいろと活躍しちゃうのはなかなか無理があるよねw

 

入場特典の小説を読むと、エルソスへ向かうまでにどれだけアルテミスとの距離が縮まっていたのか分かるので、彼女を葬るという決断が苦しいものだったと分かる。(リリ、ヘスティアと二人で乗った日もあったんだね)第2弾の小説も楽しみ。

 

舞台挨拶も30分強くらいのトークショーだった。松岡さんは、相変わらずの謎発言もあり、客席を笑わせながらトークを繰り広げた。こんなにオラリオの外に出るのってグランド・デイ以来ですよね?って言ってたけど、メモリアフレーゼやってない人分からないし。

 

冒頭も、司会者からアニメ1期から4年ぶりということですが、収録どうでしたか?に対して、メモリアフレーゼでしょっちゅう収録しているという答えにw

確かにそうなんだろうね。メモリアフレーゼがあるから、役を常に演じてたり、むしろどんどん昇華されていったりして。

 

告知コーナーでもメモリアフレーゼだけ紹介されていたし、ダンまちの中でも単なるゲーム化とは言えないくらいのウェートを占めているのかもしれない。

 

メモリアフレーゼも、アプリ容量がデカいし、立ち上がるまで時間かかるし、すぐ重くなるんだけど、あれだけフルボイスで物語を楽しめて、やりこみ要素もあるゲームはなかなかないと思う。少しパフォーマンスの良い機種に変更して、ぜひやってみてもらいたい。

 

大西さんは、冒頭でも書いた通り、今回アイズはほとんど出てこないし、口数が少ないアイズなので、しゃべった時間はほとんどないのだが、ちゃんと作品のコメントをしていたし、その内容も愛着が感じられるものだった。

 

今回はエルソスに向かった6人がかなり中心になっているので、もしまた機会があれば、オラリオの冒険者たちが活躍する姿があればね。

 

内田さんは、リリ目線でさらにベルを狙うライバルが増えて、今回は恋模様に入れてなかったという話をしていた。本編は確かにそうだった。ただ、小説の方にリリと二人で飛竜に乗った日のことが書いてあり、こちらは意外なベルとリリの姿が描かれていて面白かった。うーん、でもやっぱりリリは妹なのかな。

 

個人的には、もともとは水瀬さんが好きで入ってきたダンまちだったけど、内田さんの声も好きかな。アニメ1期の6話が良すぎたから。他作品だけどDQ11のベロニカも期待してる。あ、マヤもねw

 

大西さんがコメントしていたのは、音楽にも注目してほしいというもの。個人的に昔からゲーム音楽が好きで、ダンまちが好きな理由のひとつに音楽がある。英雄願望~アルゴノゥト~が流れてきただけで泣きそうになる。今回の音楽も良かった。途中の挿入歌もアルテミスとのダンスのバックミュージックとしてマッチしていた。サントラ出ないのかな?

 

相変わらずのヘスティアのベル君ラブにリリとのケンカ、壮大なのぞき大作戦、そしてラストの涙、英雄譚の清々しさ。ダンまちの魅力が随所に織り込まれた作品だったと思う。